キッチン✦リノベーション 2

いざとなると、台所のリノってものすごく大変!

パターンやレベルが無限にあって、決められない。
そこで、予算から消去法をとることになった。

1.キャビネット: IKEA
2.ベンチトップ: ALがグラニートがいいという。安いのをさがす
3.スプラッシュバック: ALがベンチトップと同じのを使うという
4.換気扇、ディッシュウォッシャー、シンク、タップ:自分で買う


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問題は業者に頼むか、自分たち(AL)でやるか、と言う点。

一番最初にALが連れてきたレバニーズのお兄ちゃんたちは
キャビネットもベンチトップも全部込みで12000ドルだという。
「安いってだけでオリジナリティがぜんぜんなくなる」と
いうのが私の意見。
彼らに任せておしまい、と考えていたALを説得するのに
しょっぱなから労力を使ってしまった。


二人目の高級そうなレバニーズはもっと高くて
25000ドルからと論外。

オジーのお隣さんのお友達にも見積もりに来てもらうが、
TOTALすると、結構なお値段に。
なにをかくそう、我々の予算は当初「8000ドル以内」。
これが現実的でないとおいおい気づく。

キャビネットを作って、ちゃんとおいてもらうだけで
8000ドルが相場だったのだ。


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キッチン✦リノベーション

2017年、ついにその時は来た。
台所 / キッチンのrenovation!


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昔の建築材を使って昔のレイアウトで設計されたキッチン。
その時代の典型的なコ字シェイプであるのに加え、シンクは
小さく、むろん今風の換気扇もついていない。


冷蔵庫の上にキャビネットがついているのはもはや当たり前
の時代に、ない。


もちろんコーナーキャビネットじゃないし、備え付けの
ディッシュウォッシャーは古すぎてドアが開かなくなった。


コの字なのでデッドスペースがある。
そしてそこに電子レンジがあるから体をよじらせないとアクセス
できない。


今や二人で暮らしていると言っていいので、リノしたって拒否反応はないだろう。
二人だって、シンク下や引き出しが擦り切れてボロボロだったのは
知っているし、すてきだったわけでもないわけだし...。


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もっとも、自分だって、愛着がなかったわけではない。
ここに来たときからずっとこのキッチンと暮らしてきた。
いろんな場面がここであった。


オクサナが彼とよくスパゲッティを作ったこと。
はじめてラビオリを作ったら、「なんか違うよ。お母さんのと違う」と
オクサナが言って、ダーシャがやめるようにたしなめたこと。

古くてもダサくてもキッチンはちゃんと機能していた。

しかし感傷にふけってはいられない。
なぜなら年末には来客があるのだ!それまでにすてきなキッチンに変えるのだ。

2018年始動

最近、過去を思い出すことが多くなった。
あんなことも、こんなことも、気が付けばしっかり過去になっている。

写真を見れば、幸せそうな顔。
そして自分が老けたことを認めざるを得ない。
でもそれは当然と言えば当然で。
自分は現在れっきとした「中年」なのだから。


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イベントは確実に数を重ねている。
披露宴、親の来豪、婚約、入籍、結婚、Move out、スキー旅行、親戚の来豪。
そして親の2度目の来豪。

4人の誕生日、クリスマス、父の日。
これが2010年から欠かさず行われているのだ!

やっと落ち着いて過去を振り返る余裕ができた。
と同時にある程度のことをもうやってしまった、という寂しさ。

無我夢中だったころは確かに大変ではあったけど、
夢や緊張感があった。
今あるのは、達成感よりも
「どうしてあのときああだったんだろう」
「あのときああなっていなかったら」という後悔の数々。

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昔の写真を見るとつらくなる。
まだ怒涛の日々を経験していない顔。
お互いに期待している。これから先
悲しみや苦労が待っていることを知らない。
そしてなによりあきらめていない。
単純に楽しみや喜びだけを想像している。
試練をくぐりぬける前の顔。
あんなことやこんなことを通り抜ける前の二人。

これからあるのだろう、いろいろなことが。

けどきっとやっていける。
やってきて、今があるのだから。
不器用だったとしても。
傷つけあったとしてもやっていきたい、
とお互いまだ思っているのだから。

巣立ち

2015年2月、ついに我がExtended-familyに動きがあった。
娘たちが家を出たのだった。

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あれはダーシャがロシアから帰国したからみんなでBreakfastに行く、
と言う土曜日であった。
オクサナの運転でカフェに出かけることになり、大人は
後部座席に。
席について目を上に向けると助手席のポケットにあるものが。
それは私が彼女たちの母親にあげた誕生日カードだった。

悩んだ末に書いて、娘に渡してたのに、あげてなかったんだ。。。

涙がだんだん溢れて来て、カフェに着いた時点で雲行き怪しく、
オーダー前にオクサナとの間で大ゲンカに。
かくして「もうこりごり!私たちどうせ出ていくんだから!」
発言となったのだった。

例によって時間の経過とともにこの日の衝撃も徐々に薄れ、
表面上は元に戻ったかのように思われた。
しかし今回はちがっていた。

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例によって、ひそかに3人の間で「お父さんが家を買ってそこに
二人が住む」という計画が企てられ、実現に向けて動いていた。
乗り気の長女が先頭に立ち、3人でいそいそと目ぼしい家を見に行く。

当然私は不安だった。年金を前借りしてローンを組むという
新しい方法なのだが、しょっちゅう変わる政府の口車に簡単に乗って
大丈夫なのか。それに年金をそんな風に使っちゃったら、老後の
ファイナンスはどうなるというのだ。
リタイヤカップルの悠悠自適生活より、またも子供の人生優先か。

しばらく悶々と毎日を過ごしていたが、Guyが買った家に3人で住む
ことにしたというニュース。
そうと決まってからはお互い不思議と優しくなっていた。
いざ出ていく、となるとさずがに向こうも心配だったり、多少の罪悪感や寂しさを持ったのだろうか。
かと言って、これ以上一緒に住むには悪い思い出が多過ぎたし、
お互いの我慢も限界に来ていた。

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これが一番いいんだ、このままじゃみんな疲れちゃう。
頑張ったけど、4人が幸せに暮らすのは無理だ。
子供はいつか、誰だって親元から離れていくものなんだ。

自分を慰める一方、いつかこの日が来るのだったら
もう少し違った振る舞いや、対応が出来たんじゃない?
あの時ああすれば良かった、あんなこと言わなきゃ良かった、
もっと愛情溢れた私だったら。。。二人はもっと居心地が良かった
だろうに。。。後悔と自責の念でいっぱいになる。

一番考えたくない事実、それはAlexを悲しませたってことだった。
彼は私が家に越してきて、みんなで楽しく暮らせることを夢見ていた。
私の数えきれない心無い言動で、彼はそれが見当違いの幻想だったこと
を痛いほど思い知った。

私という人間に対する失望。その代りに娘の大切さを実感した。

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いいこともあった。
一人つっぱることでしか自分の存在感を示せなかったオクサナ。
うつの長女をお父さんが自分より心配するのは当然、でも
自分だって構ってほしかった。そのうさは遊んで晴らすしかなかった。

私というよそ者が家に入った事で、共通の敵を持った姉妹は
一致団結して父親の気持ちが私に取られるのを防ごうとした。
それも私の自爆でだんだん不要になったのだが。
二人の仲が戻ったのは本当に良かった。
あるいは単にそういう年頃だったのかもしれない。

私に対する抵抗感とそれに絡んだいさかい、Alexを挟んでの
女同士のライバル心、姉妹間の競争心、Alexとのわだかまり。
両親への未整理の気持ち。
5年ですべて出尽くしたでしょう。
それぞれがそれぞれに悩み、苦しみ、努力した。
傷つけ合ったり、不満だったり、違和感があったり。
時は流れていくし人は変わる。

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難しかったけど4人とも成長した。そして強くたくましく生きている。
Alexと暮らしたい。そして娘たちがいる私の人生は悪くない。
悪ガキほどかわいいのだ。これほどまでに自分が関わり、
その身を思いやり、妥協した存在。それは家族と言えないだろうか。

46

日常が落ち着いてきたと思ったら、誕生日まで
落ち着いてしまって、なんだかこじんまりしてしまった。

日々が大荒れだった年の方が盛大で、たくさんの人に来てもらった。

どっちがいいのだろう。

結構の日本人を誘ったのに、誰も来てくれずに終わった。IMG_0655_convert_20140331202334.jpg

人生ってこんなもんなんだろうか。

かたっぽが良くなるともうかたっぽが良くない。
まあ、このパターンは喜ぶべし、だろう。

料理も今年はぺリミニ(ロシアの水餃子)と、ツナのスシと、サラダと、デザートのセサミアイスだけ。
メインはアレックスのシャシリクだから。

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彼は今年が一番楽しかっただろう。
トクにずっと相手してもらってたんだから。

親友のイーガーと一日中コニャック飲みながらからかいあって。

おかげでどうやってロシア人がよっぱらうのかよーく見せてもらった。
「帰るなんて言わないでもう一杯」
しつこかったよね~。
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