巣立ち

2015年2月、ついに我がExtended-familyに動きがあった。
娘たちが家を出たのだった。

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あれはダーシャがロシアから帰国したからみんなでBreakfastに行く、
と言う土曜日であった。
オクサナの運転でカフェに出かけることになり、大人は
後部座席に。
席について目を上に向けると助手席のポケットにあるものが。
それは私が彼女たちの母親にあげた誕生日カードだった。

悩んだ末に書いて、娘に渡してたのに、あげてなかったんだ。。。

涙がだんだん溢れて来て、カフェに着いた時点で雲行き怪しく、
オーダー前にオクサナとの間で大ゲンカに。
かくして「もうこりごり!私たちどうせ出ていくんだから!」
発言となったのだった。

例によって時間の経過とともにこの日の衝撃も徐々に薄れ、
表面上は元に戻ったかのように思われた。
しかし今回はちがっていた。

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例によって、ひそかに3人の間で「お父さんが家を買ってそこに
二人が住む」という計画が企てられ、実現に向けて動いていた。
乗り気の長女が先頭に立ち、3人でいそいそと目ぼしい家を見に行く。

当然私は不安だった。年金を前借りしてローンを組むという
新しい方法なのだが、しょっちゅう変わる政府の口車に簡単に乗って
大丈夫なのか。それに年金をそんな風に使っちゃったら、老後の
ファイナンスはどうなるというのだ。
リタイヤカップルの悠悠自適生活より、またも子供の人生優先か。

しばらく悶々と毎日を過ごしていたが、Guyが買った家に3人で住む
ことにしたというニュース。
そうと決まってからはお互い不思議と優しくなっていた。
いざ出ていく、となるとさずがに向こうも心配だったり、多少の罪悪感や寂しさを持ったのだろうか。
かと言って、これ以上一緒に住むには悪い思い出が多過ぎたし、
お互いの我慢も限界に来ていた。

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これが一番いいんだ、このままじゃみんな疲れちゃう。
頑張ったけど、4人が幸せに暮らすのは無理だ。
子供はいつか、誰だって親元から離れていくものなんだ。

自分を慰める一方、いつかこの日が来るのだったら
もう少し違った振る舞いや、対応が出来たんじゃない?
あの時ああすれば良かった、あんなこと言わなきゃ良かった、
もっと愛情溢れた私だったら。。。二人はもっと居心地が良かった
だろうに。。。後悔と自責の念でいっぱいになる。

一番考えたくない事実、それはAlexを悲しませたってことだった。
彼は私が家に越してきて、みんなで楽しく暮らせることを夢見ていた。
私の数えきれない心無い言動で、彼はそれが見当違いの幻想だったこと
を痛いほど思い知った。

私という人間に対する失望。その代りに娘の大切さを実感した。

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いいこともあった。
一人つっぱることでしか自分の存在感を示せなかったオクサナ。
うつの長女をお父さんが自分より心配するのは当然、でも
自分だって構ってほしかった。そのうさは遊んで晴らすしかなかった。

私というよそ者が家に入った事で、共通の敵を持った姉妹は
一致団結して父親の気持ちが私に取られるのを防ごうとした。
それも私の自爆でだんだん不要になったのだが。
二人の仲が戻ったのは本当に良かった。
あるいは単にそういう年頃だったのかもしれない。

私に対する抵抗感とそれに絡んだいさかい、Alexを挟んでの
女同士のライバル心、姉妹間の競争心、Alexとのわだかまり。
両親への未整理の気持ち。
5年ですべて出尽くしたでしょう。
それぞれがそれぞれに悩み、苦しみ、努力した。
傷つけ合ったり、不満だったり、違和感があったり。
時は流れていくし人は変わる。

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難しかったけど4人とも成長した。そして強くたくましく生きている。
Alexと暮らしたい。そして娘たちがいる私の人生は悪くない。
悪ガキほどかわいいのだ。これほどまでに自分が関わり、
その身を思いやり、妥協した存在。それは家族と言えないだろうか。

46

日常が落ち着いてきたと思ったら、誕生日まで
落ち着いてしまって、なんだかこじんまりしてしまった。

日々が大荒れだった年の方が盛大で、たくさんの人に来てもらった。

どっちがいいのだろう。

結構の日本人を誘ったのに、誰も来てくれずに終わった。IMG_0655_convert_20140331202334.jpg

人生ってこんなもんなんだろうか。

かたっぽが良くなるともうかたっぽが良くない。
まあ、このパターンは喜ぶべし、だろう。

料理も今年はぺリミニ(ロシアの水餃子)と、ツナのスシと、サラダと、デザートのセサミアイスだけ。
メインはアレックスのシャシリクだから。

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彼は今年が一番楽しかっただろう。
トクにずっと相手してもらってたんだから。

親友のイーガーと一日中コニャック飲みながらからかいあって。

おかげでどうやってロシア人がよっぱらうのかよーく見せてもらった。
「帰るなんて言わないでもう一杯」
しつこかったよね~。
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ねこ In 南半球

私は母がねこ好きだったので小さい頃から猫を飼っている。
ケニアに行った時もシャム猫、その猫がいなくなったあとは
またシャム猫とタビーの2匹をもらって飼っていた。

大人になってから、自分で飼った猫もいる。
沖縄に住んでいた時もらって、東京に連れて帰ってきた。
モニカ。今18年目だ。

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AUSでも一人暮らしをしていた時、2匹の親子黒猫を飼っていた。
Sydneyに戻ってくるとき、泣く泣く手放してしまった。
今でもそれで良かったのかわからない。
4年前のことなのに、今年当時住んでいた地元の獣医さんから
「あなたの猫を預かってます」という電話があった。

母親のコシュカの方で、ある人の庭でうろうろしていたという。
WAを出てから引き取り手が見つかったので、私はその家族を見ていない。
それまでお世話になったキャットホテルのオーナーは
「良さそうな家族でしたよ」といってくれたけど、私は
心配だった。それがその連絡でとりあえず彼女は生きていたことが
わかり、なんともホッとしたというか複雑だった。

今飼っているのは、初代の猫が死んでしまい、
猫がいないと辛い、とみんなでAlを説得。
動物シェルターから4人で選んだ2匹だ。
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血は繋がっていないが、シェルターでは兄弟のような
関係だったので、2匹いっしょにもらう条件がついていた。
名前はRomeoとJulius。
ロミオとジュリエットかと思ったらオスだったそうだ。

個人的には捨て猫とは言え、血筋はいいとみている。
本で調べたら似てるのが出てた。

私は小さい猫の方が好きだったけど今は大きい君も好き。
最初は緊張してたけどこの頃普通の寝てばっかりいる猫になった。

8キロある。ちょっと太り過ぎなんじゃないかと思う。
でも頭はいい。
猫たちは私に一番なついている。
他の人たちは神経質だったりするから私が一番いいのだ。

動物はわかっている。
本当にいい人を。。。
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OXS BD

次女のオクサナ様のBDは12月。そして今年も違う彼氏といっしょだ。
彼女はモテる。別れてもすぐ次ができる。
まだ若いし、別にきちんと付き合っていればそれはそれでいいと思う。
ただ、名前を覚えたり、また一から挨拶して、仲良くなって、、、っていう
プロセスを繰り返さないといけないのが若干面倒だ。

今の彼は私の中で一番いい位置にいる。
最初から3番目なのだが、他の二人よりダントツにいい。
背が190センチくらいある、フットボールの元選手だ。
今はエンジニアで、趣味でやっている。
AUSでエンジニアといったら、プラマーの次にいいとされている職業なのだ。
(注;エンジニアは、ITではありません。日本で言ったら電気技師?
プラマーとは、水道関係全般を修理する人で、こちらではずばり
「水の医者」と呼ばれるステイタスの高い、尊敬される仕事なのです)

最初は、思いっきりオジーな感じがぷんぷんで、「どうせ飲んだら暴君になって
暴言を吐くんだろう」とか「頭は弱そう」などと否定的に見ていたが、
徐々にそうでもないことがわかってきた。
そうはいっても、超でかいし、英語は完全に純オジーだし、
そう簡単にはなじめなかった。
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それはさておき、AUSで彼氏にするといいタイプというのは
結構日本と違う。
1.スポーツマン―学歴って言葉さえ聞いたことがない
2.大きい
3.明るい
4.手に職がある

さすが我がOxsanaはその代表と言える男子を楽々ゲット。
ずばり、彼とHot chick、Oxsは似合いのカップルなのだ。

私が若くて魅力あふれるロシア美人姉妹に時折限界を感じさせられる様に、
Alexおじさんも否応なく自分と彼の差に引け目を感じるらしかった。

いい気味だ。
じっと辛抱していれば、こんな助け舟がひょっこり現れたりするもんだ。
人生、苦あれば楽ありだ。2013+Summer+011_convert_20130520225247.jpg


なにはともあれ、彼女の12月のBDに、彼も来ることになった。
最初それを聞いたときは「また?!そうやって自分だけ味方引き連れてくる
なんて卑怯者」と怒った。
でも彼がいることによって4人の時の緊迫感がなくなるし、長女もがんばらなくて
いいから楽なんじゃないか、という利点に気がついた。

レストランに行く前に、Oksanaの服が「短すぎる」ということで
親子げんかしたらしく、予想外の乱気流が流れていたため、
場の空気がさらに読みずらかったんだけど。。

私がハイヒール履いてたの、
なんでコメントされたのか、その時わかんなかったよ、
「履くな」って彼女に言ったんだって??
おやじ、余計なことすんなよ!!
ただでさえみんなで出かけるの、すごいストレスなんだから~




日本お里帰り編

前回日本に帰ったのは5年ぶりのことで、
さすがに日本人であっても変化が多すぎて
観光客の気分だった。

今回はその凱旋帰国から2年半ぶり。
さほど驚く要因もないはずであった。2012+Japan+080_convert_20121112171616.jpg

そう。成田空港のリムジンが、スコ~シ前に現れて、
ぴったし定刻に出発しても、
バスのアナウンスがバカ丁寧でも大丈夫。

でも、両手。両手でお金を受け取る?!
これは。。。なんなんです?
ちょっとやりすぎじゃないか。悪いけど気味が悪い。

前回観光要所をくまなく回ったので
今回は「神田古本屋街&スポーツタウン」と「新宿副都心」を盛り込んだ。
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古本屋はリサーチ不足で、洋書を扱っている店が
わからずちょっといまいちだった。
これだけの数の古本屋が存在するという事実には
感心していたようだが。

スキーが好きなアレックスのために、好きでもない、
それどころか興味がないわたしだったが
何軒も我慢してつきあってあげた。
次女が日本にスノボに行くのでそちらの偵察も。
シドニーよりだんぜん種類が豊富だ、とのことだった。
人口を考えたらそりゃそうかもね。

彼はベラルスに翌週発つので
一週目、2泊3日で「アルペンルートと白骨温泉」を企画。
なぜかこのエリアに注目、行きたいといいだした彼。
(昔行った。。んじゃないかな~。ま 思い出せないくらいだからいいか。)
白骨温泉に決めたのは、長野からアルペンルートで富山へ移動して、
富山から南にずずずーと下って、安房トンネル経由で
白骨温泉へ到達するルートが複雑で、どんな所か非常に興味をもったから。
富山でレンタカーして、翌日松本で返却する。
時間の許す範囲で乗鞍を車で回ってから。。。
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黒部ダムあたりから雨でした!
白骨温泉は乗鞍の山の中にあって
「秘境」って感じで大好きなロケーション。大当たり。
乗鞍スーパーラインってどんなだろうって地図を見て想像してたけど
これかあ~!と感動。
黄色、赤、オレンジ、複数の色の紅葉が次から次に飛び込んでくる。
またまた大満足。

こんなところに引退したい、という
爆弾発言もありました。
山が好きだとは知ってたけど、
だからってまさか日本の、山、引退後、っていうのが
まったくつながらなかった。

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常日頃、きつい冗談というか、
とびぬけた発想するなあロシア人て、と尊敬しているが
彼らのDNAの1部はKGBで、ロシアン・ルーレットなんでしょうか。

あんだけ一生懸命調べて、研究して楽しみにしてたこのドライブ、
国際免許証忘れてきちゃったんでした。さすが。







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